さけとます

海の底から駄弁を叫ぶ

カレー屋に浮気してしまった話し

先日、ご贔屓にしているカレー屋以外のお店に行きました。

 


私が住んでいる場所の最寄駅付近には、本格カレー(外国人が店員さんのお店)が食べられるお店が4件あるのですが
ご贔屓カレー店以外の所には行ったっことがありませんでした。

平日、会社が早く終わり駅前を歩いていると、今まで行ったことのない他店のカレー屋さんの店員さん(たぶんインド人)がチラシを配っていました。
てっきり贔屓カレー屋だと思ってチラシを受け取る私。しかし、よく見ると違うお店のカレー屋さん。
スマホで調べたら、最近カレーだけでなくインド・アジア料理店にシフトチェンジしていた模様。
インド・タイ・ネパールのお食事が楽しめるようでした。
ちなみに、そのチラシには10%OFFのクーポンがついていました。
どうしてもその日はナンが食べたかったこともあり、ご贔屓店に後ろめたさを感じつつも、その行ったことのないインド・アジア料理店に行ってみる事にしました。

ちなみに贔屓店はお客さんがいませんでした・・・。


大通りから少し外れたところにある小さなお店。
窓は無く、扉にガラス張りの部分があるものの、店内は全く見えない状況(ナマステ―のポーズのお姉さんんの絵が貼ってあって店内が見えない)。
しかし、ここまできたなら入らずにいつ入るの!今でしょ!と思い切って扉を開けて入店。
案の定、お客さんは私一人でした(どこかで体験したパターンだな)。


時間帯はディナーのメニュー。
2種類のカレーが楽しめて、タンドリーチキンとシシカバブが付いているレディースセットを頼みました。
シシカバブって初めて食べたんですけど、これがなかなか美味しかった!!
今まで、インド・ネパール料理系ってタンドリーチキン一択だったのですが、シシカバブにもはまりそう。
今度、違うお店でも頼んでみようかな。

 

しかし、しかしながら、肝心のカレーの味が、私好みの味ではなかったのです・・・(普通においしいレベルだとおもうんですけど)。
ご贔屓カレー店に比べてしまうと、どうもインパクトに欠けるというか。
ご贔屓カレー店のカレーを最初に食べたとき、もし私がメガネをかけていたら、メガネのレンズが割れるくらいの衝撃を受けました。
残念ながら、私はインド・ネパール地方の出身ではないので、某漫画の京極さんのように涙を流して「これに比べたら○○店のカレーはカスや・・・」とまでにはいきませんでしたが、
それだけ、ご贔屓カレー店のカレーは、私にとっては美味しいお店でした。

 

ご贔屓さん、浮気してごめんなさい。
でも、新しいカレー屋さんに行くときに店の前を通ったときも、お客さんが全く入っていない状況だったので、今後の経営が心配です。

どうか、末永くカレーを提供してくれるお店であってください。

 

<余談>
新しいお店の定員さんは、海外の方でした。恐らくインド・ネパール地方の方だと思います。
お会計を済まし、店員さんは店の外までお見送りをしてくれました。

そこでちょっと気になったこと。
おせっかいとは思いつつも、「どちらの出身ですか?」とうかがってしまいました。
すると「ネパール出身です」とのこと。
先日、震災が起こり、余震によってまた多大な犠牲が出た地域です。
おせっかいだからやめとけよ!!と心の中で思いつつも、
「ご家族は大丈夫でしたか?」とう伺うと、あまり日本語に慣れていないご様子。家族という単語が分からないようでした。
ですので、「ファミリーは無事ですか?(Family It is safe ? ※たぶん間違っている)」と問うたら。
「YES]とのことでした。

私の言葉が通じたかどうかはわかりませんが、彼のご家族や国の方々が、一人でも多くの人達が普通の暮らしに戻れる事を祈っています。


<更に余談>
やっぱりカレーは贔屓店に行こうと思った。私の口にはとても合うんだよなー。